ゴー宣DOJO

BLOGブログ
笹幸恵
2015.12.1 06:34

あなたの道徳はどこから?

道徳を問う様々なケースを見ると、

そもそも道徳って一体なんだろう?

と思います。

 

以前、私はこのブログで、小学生のときに学校のチョークを

盗んで一目散に逃げ帰った話を紹介しました。

そのとき、心の中には

チョークを盗んでごめんなさい、などという

気持ちは微塵もありませんでした。

むしろ、一本や二本なくなったって困らないでしょ、

という感覚でした。

でも心臓はドキドキしていました。

それは、誰が見ていなくても、

神様やお天道様は見ている、という、

目に見えないものへの背徳感、

あるいはそんな背徳を抱えてしまった自分の

良心のうずき、だったのではないかと思います。

そうした自分の内面を照らす心持ちは、

倫理観と言ってもいいかもしれません。

 

一方で、電車の中で足を投げ出している男や

化粧をしている女に抱いてしまう嫌悪感は、

社会規範や公共のマナーといった価値基準に根ざしています。

皆が気持ちよく過ごせる社会であるために、

自分(を含めた社会の構成員)がどうあるべきか、

なすべきことは何か。

こうしたことを考えられるのは、

大げさな言い方かもしれませんが、

犠牲的精神や利他の精神がベースにあるのではないかと

思います。ひらたく言うと「思いやり」であり、

そこから、私利私欲よりも公を優先する

「器の大きさ」が生まれてくるのではないかな、とも思います。

 

自分の内面を倫理で照らす心、

他者を思いやり公のために尽くす心、

どちらも徳の道、「道徳」なのだと思うけれど・・・。

 

私が不思議なのは、こうした道徳心は

どこから来るの? ということ。

親のしつけ?

学校教育?

共同体の中で育まれる和の精神?

それとももっと大きな何か?

あるいは、持って生まれたその人の器?

 

道徳心のカケラもないような人が

道徳について語る世の中、

「なんだかなあ」と思っている人は、

今年最後となったゴー宣道場にぜひ足をお運びください。

道徳は「公論」に最も相応しいテーマでは

ないかと思います。

 

申し込み締切は明日です!


「道徳Revenge」

平成27年12月13日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

1213日、今年最後の「ゴー宣道場」のテーマを発表する。

「道徳Revengeとする!


幻冬舎から宮台真司・東浩紀・小林よしのりの鼎談で
出版
された新書は『戦争できる国の道徳』である。

この内容も含めた、そしてもっと身近な道徳的判断の
難しい
例題を出しながら、現代における道徳の可能性と
限界を議論
する。

 

打ち合わせの席で、切通理作氏があまりにも多くの例題を

次々に連発するのに一同驚嘆した。

理作氏自身が道徳と不道徳の境界線上を生きている
証かも
しれないが、その実力を大いに発揮するときが来た。


したがって今回は、切通理作氏に
30分間の
基調講演をして
もらうことになった。

 

今回の内容はかなり際どい。というか危険かもしれない。

幼い子供さんは連れて来ない方がいいと思う。

小学生は無理、中学生は微妙、高校生以上なら
OKと言って
おこう。


さあ、今年最後の「ゴー宣道場」を締めくくる
禁断の議論の
幕を上げよう。


応募締め切りは
122だ。ふるって応募せよ!

道徳的判断が難しい例題も募集中!!


 
アンケート受付中!

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成27年12/2(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ


笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

次回の開催予定

第117回

第117回 令和6年 5/25 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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